学校の職員用トイレをフルリフォーム！
学校の職員用男子トイレのフルリフォームのご依頼をいただきました。
新築当時のトイレは水洗い可能なタイル張りでしたが、排水口からの臭いや衛生面から乾式トイレを採用することになりました。
今回のリフォームは限られたスペースの中で洋便器を1台増設し、休み時間に集中する混雑の緩和を目的としたものでもありました。
そのために全体のレイアウトを見直し、給排水設備の配管経路など詳細な現地調査を行ったうえで新たなプランをご提案させていただきました。
| 施工地域 | 神戸市須磨区 |
|---|---|
| 工事概要 | 解体撤去工事、壁化粧パネル貼り、入口ドア・トイレブース更新、床モルタル補修、コンクリートブロック積み、石工事、内装工事、電気容量増設、換気扇取り替え、給排水配管改修、衛生器具・手洗い器・ハンドドライヤー・鏡更新、サイン新設その他 |
| 工事費用 | 約500万円（税込） |
| 工事期間 | 約3週間（令和元年8月竣工） |
窓に面していた壁掛け型の小便器は、レイアウト変更に伴って反対側の壁面へと移動しました。
壁はタイルの上から消臭タイプの化粧パネルを貼り重ね、床には汚垂石を張って清掃性に配慮しています。
腰掛け大便器は1台しかありませんでしたが、レイアウトを変更することで2台設置することができました。
利用が集中する時間帯でも混雑が緩和され、日常のストレスを軽減させることにもつながります。
個室内には手すりや棚付き紙巻き器を設置して立ち座りのサポートや安全性に配慮しました。
また壁面収納を新たに設けることでトイレットペーパーや消耗品の収納・補充に役立てました。
洋便器は「超節水・フチなし形状・トルネード洗浄」の機能を備えたTOTO製のパブリック用掃除口付大便器を採用しました。
シンプルなタッチスイッチに多機能ウォシュレットを組み合わせ、どなたにも快適にお使いいただけるようになりました。
手洗い器にはTOTO製壁掛ハイバック洗面器を採用し、オートソープディスペンサーによって自動で水石けんが供給されます。
また自動水栓と電気温水器も新たに設置し、吐水口先端をタッチするだけで水とお湯を切り替えることが可能になりました。
入口の木製ドアは軽量スチールドアに取り替え、トイレブースは明るい暖色系の化粧パネルで再製作しています。
床はタイル張りから東リの長尺塩ビシート「消臭トワレNW」にリニューアルし、明るく清潔なトイレに生まれ変わりました。
照明や換気扇は衛生面を考慮してセンサー式にリニューアルし、人の動きを感知して自動でON/OFFできるようになっています。
