和室を洋室にしてリビングと一体に + エクステリアリフォーム
施工地域 | 神戸市須磨区 |
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物件情報 | 木造2階建て、約107㎡、築約20年 |
工事概要 | リビング~和室間仕切り壁撤去、可動間仕切り新設、リビング・和室・玄関床フローリング貼り、床暖房新設、洗面室入口増設、テラス屋根新設、ウッドデッキ新設、ポスト・インターホン取り替え、TVアンテナ新設、その他防犯対策工事階段手すり新設、外壁目地シーリング打ち替え、照明器具取り替え、ガス給湯器取り替え、 |
工事費用 | 442万円(税込) |
工事期間 | 約1.5ヶ月(平成25年11月竣工) |
よく手入れされた美しい和室でしたが、リビングの一部として取り込むために洋室へリニューアルしました。
リビングとの間仕切り壁は撤去しましたが、将来寝室としても使えるように可動間仕切りを新設しています。
リビングは既存のフローリングをすべて撤去して、和室から玄関まで新しいフローリングに貼り替えました。
床材は朝日ウッドテック㈱の高級銘木突き板フロア「Live Natural(ライブナチュラル)」をご提案しました。
床を撤去した後に基礎と土台の点検を行いましたが、完璧な状態でまったく異常は認められませんでした。
土台(大引き)の間には厚さ30ミリの断熱材を敷き込んで、床暖房の熱が下へ逃げないように施工します。
床下地完了後、ガス温水循環式の床暖房パネル(厚さ12ミリ)を部屋面積の8割程度に敷き並べます。
その上から床暖房対応のフローリング(厚さ12ミリ)を貼っていきます。(床の高さは解体前と同じです)
1階の洗面室入口はリビングからのアクセスでしたので、2階からの生活動線が遠回りになっていました。
廊下側に新しく入口を増設することで2通りのアクセスが可能になり、快適に暮らせるようになりました。
階段には新たに木製手すりを新設して昇降時の不安を解消しました。
壁紙がまだ新しいため、下地補強の代わりに化粧ブラケットベースで手すりの取り付け下地とします。
キッチンの吊り戸棚には一部の棚板を撤去して、リクシルの「リフトダウンウォール」を新設しました。
約40㎝手元側へと降りてきますので、高いところに収納したものでも目線の高さで取り出すことができます。
収納してある物の重さによって力を調整することが出来ますので安全性にも優れています。(最大15㎏まで)
洗面室には収納スペースが不足していましたので、メラミン化粧合板仕上げの吊り戸棚を新設しました。
幅と高さは室内寸法と窓に合わせて製作し、天井の照明器具に干渉しないように扉を割り付けています。
物干しスペースは2階にしかありませんでしたので、1階にもテラス屋根を新設してスペースを確保しました。
三協立山アルミの「メニーウェル」 2間(3.6m)×4尺(1.2m)サイズを外壁の幅に合わせて調整しています。
高台にあるお庭の端には景色が眺められるよう人工木のウッドデッキ、三協立山「ひとと木」を新設しました。
敷地境界線はフェンスから約1.5m外側でしたので、デッキ下部の基礎の補強を行ったうえで設置しています。