防音室の内装リニューアル
補聴器専門店で聴力測定を行うための防音室の内装リニューアルを依頼されました。
内側に吸音材が入った特殊な壁のため、音響障害を起こさないよう細心の注意を払いながら施工します。
また入口扉の劣化した気密パッキンも交換して遮音性能の確保に努めました。
施工地域 | 芦屋市 |
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物件情報 | 組立て式木製パネル+鋼製防音扉×2室 |
工事概要 | 防音室天井・壁ファブリック張り、防音扉ゴムパッキン取り替え |
工事費用 | 約46万円(税込) |
工事期間 | 6日間(平成26年5月竣工) |
内装は下地パネル毎に1枚の布地で仕上げられていましたので、事前に採寸して縫製した装飾用のファブリック生地を「ふとん張り」という工法で仕上げました。
ふとん張りは主にヨーロッパのホテルや劇場などの内装に用いられる工法で、クロス貼りにはないふくらみや立体感で室内を柔らかな雰囲気に仕上げることができます。
また防音効果にも優れることから防音室にも適しています。
防音扉の気密パッキンも劣化して性能が低下していましたので、開閉性を損なわず遮音性能に優れたパッキンに交換しました。