歯科医院様の床をリニューアル
施工地域 | 芦屋市 |
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工事概要 | 下地補修、床塩ビタイル貼り、端部シーリング、ワックス掛け |
工事費用 | 約78万円(税込) |
工事期間 | 3日間(平成29年1月竣工) |
定期的にワックス掛けされるなどよくお手入れされたフローリングでしたが、毎日多数の人が歩行される病院とあって劣化は避けられないものとなっていました。
表面の剥がれや浮きに加え、水拭きなどの影響による木の変色といった現象も見受けられました。
診察台などの医療機器は取り外すだけでも多大な費用が必要となり、作業日数も増大することから固定したままで工事できる工法をご提案しました。
サンゲツの「フロアタイル」という厚み2.5㎜の硬質塩化ビニル床材で、耐久性に優れるだけでなく本物のようなリアルな再現力をもつ高級感ある床材です。こちらは10㎝×90㎝などのサイズの製品を順に並べて貼っていく工法ですので、動かすことができない物が多い場合のリフォームには最適です。
製品のカットも簡単にできますので、診察台まわりも機器を取り外すことなくキレイに納めることが可能です。
また製品自体の厚みが薄いため、敷居や建具などとの調整も不要なケースが多く「貼って終わり」のカンタンリフォームです。
R形状の框や家具、丸柱など、通常の床材では現場加工が困難なケースにも対応でき、カットが容易なことから細かいデザイン貼りなども可能です。
また1枚ずつのピース形状のため、傷が付いた場合などはその部分だけを貼り替えることが可能です。
床を貼り終えると壁際にシリコン系のシーリング材を充填してすき間にゴミなどが詰まるのを防ぎます。
最後にワックスを掛けて工事完了です。こちらは塩化ビニル製のため水拭きもでき、定期的にワックスを掛けることで汚れの防止や美しさを保つことができます。
わずか3日間でリニューアル完成です。
フローリングのイメージはそのままに明るく清潔感のある歯科医院に生まれ変わりました。
今回採用した工法は病院だけでなく、店舗や住宅の水まわりなど様々な用途に対応できます。
木目だけでなく石やタイル、アンティーク調のエイジング加工を施したものまでありますので、ご興味のある方は一度試されてみてはいかがでしょうか?