放送室の防音対策リフォーム
学校の放送室と放送準備室をリニューアルすることになりました。
室内の吸音材は経年劣化による浮きや剥がれなどの美観上の問題もありました。
いくつかの選択肢の中から性能・工期・価格などを考慮して最適な工法を選択します。
現在の下地を再利用してその上から新たな吸音材を施してコストの削減にも挑みます。
施工地域 | 神戸市須磨区 |
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工事概要 | 内装・什器解体撤去、電気・音響機器脱着、吸音材新設、内装仕上げ |
工事費用 | 約68万円(税込) |
工事期間 | 約1週間(平成29年3月竣工) |
既存の吸音材はすべて撤去してマグ・イソベール㈱の「マグボード(ガラスクロス貼り)」を新設しました。主に機械室などの内装に用いられる材料で吸音・断熱に優れ、仕上げも不要なことからコスト削減につながりました。
既存の吸音下地材に固定用のピンを打ち、その上からマグボードを貼り付けて化粧キャップで固定します。
天井や壁の仕上げが必要ありませんので、前もってマグボードの割り付けを行って正確に貼っていきます。
天井にも吸音材を隙間なく貼り付け、音が他の部屋に漏れることのないよう確実に施工します。
床のタイルカーペットもリニューアルに際して鮮やかなグリーンに貼り替えています。
わずか3日間で明るく爽やかな雰囲気の放送室に生まれ変わりました。
※照明器具やエアコン、音響機器等は一時的に取り外して再利用しています。