商業施設のトイレをリニューアル
芦屋市内の商業施設にある従業員用トイレリニューアル（※お客さまもご利用可能）のご依頼です。
施設が営業しながらの工事ということで、様々な制約がある中でのリニューアルとなりました。
工事期間が限られた中、壁や床のタイルを傷めることなく便器交換や給排水管の移設工事を行っていきます。
商業施設のトイレは誰もが使いやすいユニバーサルなデザインや機能が求められます。
また快適さに関わる臭いの解消など、目に見えない課題にも取り組みます。
| 施工地域 | 芦屋市 |
|---|---|
| 工事概要 | 衛生器具交換（小便器×2台、男女大便器×3台、洗面器×4台）、湯沸室流し台取り替え、給排水管移設工事、照明器具・換気扇取り替え、入口ドア交換、サインリニューアル |
| 工事費用 | 約380万円（税込） |
| 工事期間 | 約10日間（平成27年4月竣工） |
手洗い器はTOTOのハイバック洗面器にアクアオート（自動水栓）を設置しました。ハイバック洗面器は水はねによる汚れが少なくなり、自動水栓は発電タイプですので、新たに電源を設けることなく設置可能です。※発電タイプ：水の流れを利用して発電した電力を蓄電して作動します。
大便器はTOTOの「ピュアレストQR」。パブリック用（掃除口付き）のリトイレ（リフォーム用便器）に、パブリック用のウォシュレット便座を新設しました。※ウォシュレット用の電源は露出配線で化粧モール納まりとなっています。
こちらは女性用トイレです。男性用と同じくパブリック用の便器に「音姫」付きのウォシュレットを新設しました。
壁には荷物を掛けるフックや棚を新たに設置させていただきました。
トイレは換気が充分ではなく、臭いがこもりやすかったため、換気能力を高めるために新たな排気設備を増設しました。
地下の機械室から排気ダクトを延長し、給気と排気のバランスを取ることで常に新鮮な空気が取り込めるようになりました。
湯沸かし室の流し台は「サンワカンパニー」のステンレスコンパクトキッチンです。ステンレスの塊のような無機質なデザインですが、コストパフォーマンスに優れ思わず目を引くシンプルなミニキッチンです。
トイレの入口は新しいスチールドアに交換しました。
握りやすいドアハンドルにスリットガラスなど、シンプルで清潔感のある入口にリニューアルできました。
案内サインもすっきりしたデザインにご案内の文章を添えて作り直しています。
