戸建て住宅全面リフォーム(第1期)
施工地域 | 神戸市北区 |
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物件情報 | 木造2階建て約120㎡、築39年 |
家族構成 | ご夫婦、お母様 |
工事概要 | 水廻りリニューアル(キッチン、ユニットバス、洗面化粧台、トイレ)、間取り変更(一部柱撤去のうえ梁・筋交い補強)、段差解消、フローリング張り、リフォーム階段、二重サッシ新設、各所手すり新設、内装仕上げ工事 |
工事費用 | 約360万円(税込)※神戸市住宅改修助成費約65万円、住宅ストック循環支援事業補助金約14万円含む |
工事期間 | 約3週間(平成29年6月竣工) |
寒くて冷たかったタイル貼りの浴室はリクシルのユニットバス「アライズ」に生まれ変わりました。
狭かった浴室を脱衣室側に少し広げることで、ゆったりとお使いいただけるようになり介護もしやすくなりました。
サーモフロアに高断熱浴槽、窓には二重サッシを設置し、天井にはガス温水浴室暖房乾燥機(カワック)を新設しました。
理学療法士立ち合いのもと決定した位置に手すりを取り付けてバリアフリーエコ浴室の完成です。
浴室に隣接する脱衣場には洗面化粧台がなく、大きな流し台があるだけでした。
こちらの脱衣室も空間を約60㎝広げ、洗面化粧台を新たに設置することにしました。
リクシルの定番商品「ピアラ」の幅75㎝の化粧台に15㎝のサイドキャビネットを組み合わせることで、必要なものが一目で分かり快適にお使いいただけるようになりました。
トイレは小便器と大便器が分かれていましたが、小便器は撤去して洋便器1台のみとして空間にゆとりを持たせました。
メインのトイレとなることから来客時の利用も想定してリクシルの最上級機種「サティスG」をご提案しました。
歩行時及び立ち座りに必要な箇所には手すりを設け、十分な介助スペースも確保することができました。
小便器の向かい側にあった洗面化粧台は撤去してトイレの手洗いカウンターを新たに設けました。
集成材カウンターの上にサンワカンパニー製の手洗い器を設置しています。一面鏡の上下には間接照明を配して高級感のある空間を創り出すことができました。
トイレの入口は開き戸から使いやすい引き戸にリニューアルしました。
パナソニック製のアウトセット引き戸を選択することで、玄関から続く壁の意匠をそのまま残すことに成功しました。
一段下がっていたトイレの床は段差をなくし、フローリングを中まで貼ることでバリアフリー空間を実現しました。
大便器があった場所には廊下から出し入れ可能な大型の収納スペースを新設しました。
何かと物が置かれがちな玄関ですが、近くに収納スペースを確保することでスッキリとした空間を保つことができます。
階段は長年に渡る使用で表面が磨かれて滑りやすくなっていました。
そこで1階のフローリングに合わせてパナソニック製のリフォーム階段でリニューアルすることになりました。
既存の階段に上から被せるだけでノンスリップの付きの新築同様の階段に生まれ変わりました。