ワンルームマンション外部改修工事
築20年以上が経過したワンルームマンションのリニューアルです。
経年劣化により屋上や外壁のひび割れから雨漏りが発生し、緊急の部分補修を行ったのち外部全体を改修することになりました。
施工地域 | 神戸市灘区 |
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物件情報 | RC造3階建て、築23年 |
工事概要 | 外部足場組立て、屋上防水改修工事、バルコニーウレタン塗膜防水、外壁補修工事、外部シーリング打ち替え、外壁塗装、タラップ新設その他 |
工事費用 | 約640万円(税込) |
工事期間 | 約1.5ヶ月(平成31年5月竣工) |
屋上は断熱アスファルト防水の上に保護コンクリートが打設されていました。
既存防水層は撤去せずに、保護コンクリートの上から「塩ビシート防水」を機械固定絶縁工法にて施工しました。
機械固定絶縁工法…固定ディスクで防水シートを屋根下地に固定する工法で下地の影響を受けにくく、下地処理が最低限で済むため工期短縮を図ることができます。
バルコニー庇にはウレタン塗膜防水が施されていましたが、経年劣化によりすでに防水の機能はなくなっており、漏水の一因となっていました。
こちらは既存防水層を撤去したうえで下地処理と全面メッシュ補強を行い、新たにウレタン塗膜防水を施しました。
外壁はひび割れ補修やサッシ廻りのシーリングを打ち替えたのち「アレス弾性ホールド工法」にて全面塗り替えを行いました。
アレス弾性ホールド工法…微弾性フィラーに比べて塗膜の伸びに優れ、防水性能に優れた関西ペイント製「アレス弾性ホルダー防水型」を塗り重ねることで、JIS A 6909 防水型複層塗材Eに適合した工法。