マンション水廻りの介護リフォーム(助成金適用)
お体が思うように動かなくなってきたご主人様のために、少しでも永く安心して生活していただけるようそれぞれの専門スタッフが知恵を出し合いました。
浴室の入口をフラットな引き戸にしたり、トイレの入口を開き戸から折れ戸に取り替えるなど、少しの動作で済むように改善していきます。
神戸市の住宅改修助成金と介護保険住宅改修費を併用することで費用もかなり抑えることができました。
施工地域 | 神戸市須磨区 |
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物件情報 | RC造マンション3LDK 約72㎡、築35年 |
家族構成 | ご夫婦 |
工事概要 | ユニットバス入れ替え、トイレ洋便器交換、トイレ入口扉取り替え、手すり新設、ガス給湯器取り替え |
工事費用 | 約98万円(税込)+助成金50万円 |
工事期間 | 6日間(平成26年8月竣工) |
新築当時のままだったユニットバスを交換し、またぎやすく出入りしやすい浅型の浴槽になり、必要な箇所に手すりを設けることでお一人でも安全にご入浴いただけるようになりました。
浴室の入口はユニットバス交換に伴って折れ戸から2枚引き戸にすることができました。
開口部が広くなったうえに段差も小さくなり、つまづきや転倒の心配もなくなりました。
トイレは洋便器を新しいものに取り替え、両側の壁にL型手すりを新設することで立ち座りが楽になりました。
ウォシュレットのリモコンも使いやすい位置になり、より快適にお使いいただけるようになりました。
トイレの入口は開き戸から折れ戸に取り替えることで、最低限の動作で開け閉めできるようになりました。
間取りによって引き戸に改造することが出来ない場合でも、折れ戸にすることで同じような効果が期待できます。
助成金を適用するためには、建築士や理学療法士、担当のケアマネージャーが対象となる方の症状や動作などを確認し、適切な改修計画を立てていきます。
それをもとに改修計画図面と見積もりを作成し、承認されてからの着工となります。