マンション共用廊下の「渡り板」をリニューアル
施工地域 | 神戸市須磨区 |
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物件情報 | 鉄骨造マンション11階建て、築40年 |
工事概要 | 共用廊下エキスパンションジョイントの鋼製渡り板取り替え(40箇所)、構造体補修、コーキング打設 |
工事費用 | 約220万円(税込) |
工事期間 | 約1ヶ月(平成25年12月竣工) |
スチール製の渡り板は錆びによる劣化が進行していましたので、亜鉛メッキ製の縞鋼板に取り替えました。
塗り替えなどの定期的なメンテナンスが不要になり、長期にわたって美観を保ち続けることができます。
渡り板を撤去すると下地のコンクリートも経年劣化により傷んでいましたので、構造体の補修も実施しました。
渡り板の取り替え後は周囲にコーキング(充填剤)を打設して雨水の侵入やガタつきを防止します。
エレベーターホールへの渡り板も亜鉛メッキ製の縞鋼板(チェッカープレート)に取り替えを行いました。
こちらは経年劣化による改修もさることながら、段差を解消してバリアフリーに改良することが一番の目的です。
既存の渡り板は溝の手前で終わっており、床との段差でつまづきによる転倒事故などの危険がありました。
渡り板をスロープ形状にして溝をふさぐことで段差を解消し、ベビーカーや車いすの利用がしやすくなりました。
こちらは渡り板撤去後に、下地と溝のコンクリートにウレタン塗膜防水を施してからの取り付けとなりました。
取り替え後は周囲にコーキングを打設してすき間をふさぎ、雨水の侵入や引っかかりによる転倒を防止します。