ゴミステーションの正面にスチール製の溝蓋が設置されていましたが、重量があり女性やお年寄りの方には持ち上げることが困難でした。そのため溝の中まで掃除が行き届かず不衛生な状態でした。またステーションの両側には溝蓋がなく、うっかり足を踏み外して転倒するリスクもありました。

そのためすべてのステーションで溶融亜鉛メッキ製のグレーチングに取り替え、両側の溝にも設置して転倒事故を防止することになりました。車両が乗り上げる可能性を考慮して耐荷重2t用の製品を選定しています。
コーナー部分は道路の角度に合わせて溶接加工を行い、すき間や段差が出ないようにしています。

こちらのステーションには3種類の溝蓋が混在しており、使い勝手だけでなく美観上にも難がありました。
グレーチングに統一することですっきりとした見た目になり、利便性や安全性も向上しました。
※グレーチング…鋼材を格子状に組んだ溝蓋で表面排水を目的とし、使用場所により格子の間隔や耐荷重などが異なります。

こちらのステーションは周囲のブロック塀が経年劣化により美観を損ねていましたので、高圧洗浄を行ったうえでパターンを付けて塗装することになりました。
建物の色と合わせることで違和感がなくなり、地域の美観にも貢献することができました。